函館の風を感じる、優しくて新しいスイーツ。

アイケーフーズが提案する、北海道産素材への信頼
北海道の南端、異国情緒あふれる港町・函館。歴史的な赤レンガ倉庫が並ぶベイエリアのすぐそばで、甘く香ばしい香りを漂わせているのが「アイケーフーズ」のシュークリーム専門店です。2007年の創業以来、彼らは「母親が子供にお菓子を作ってあげるような気持ち」を大切にしながら、地元の素材を活かした誠実なものづくりを続けてきました。
会社名:株式会社アイケーフーズ
設立年:2007
WEBサイト:https://ikfoods.net/
偶然から始まった、シュークリームへの情熱
アイケーフーズの歩みは、計画的な事業転換というよりも、地域の繋がりが生んだ幸福な偶然から始まりました。創業当初は観光土産の卸売を主軸としていましたが、ある日、地域のイベントへの出店をきっかけにオリジナルのシュークリームを開発したのです。
「驚くほどの手応えがありました。自分たちが作ったものが、これほどまでに喜ばれる。その実感がすべての始まりでした」。
その後、偶然にも近隣の洋菓子工場が空くことになり、その設備を引き継ぐ形でシュークリームの本格的な製造・販売をスタートさせました。現在では函館市内に専門店を構える一方で、別工場では広域流通向けのプロダクトを製造するなど、地域の食文化に欠かせない存在へと成長を遂げています。


素材の安心感と「北海道」というパッケージ
彼らのプロダクトを支えるのは、北海道産への揺るぎないこだわりです。シュークリームやコロネに使用される牛乳、卵、生クリームといった主要な原料は、可能な限り北海道産を厳選しています。
「お客様に手に取っていただく際、北海道の地図や素材の産地が記載されていることは、大きな安心感に繋がっています。それは国内のお客様だけでなく、海外の方にとっても同じ。北海道ブランドの強さを日々実感しています」。
この安心感こそが、アイケーフーズのアイデンティティです。ただ美味しいだけでなく、誰もが安心して口にできること。その素朴で実直な姿勢が、函館を訪れる多くの観光客や地元のリピーターを引きつけてやみません。
主力商品「シューラスク」の進化と世界への挑戦
現在、アイケーフーズが世界に向けて発信する主役のプロダクトが「シューラスク」です。サクサクとした軽快な食感と、北海道産素材の豊かな風味が凝縮されたこの一品は、賞味期限の短さを克服した「持ち歩ける北海道スイーツ」として評価を得ています。さらに、チームの自由な発想から生まれた「おつまみ系シューラスク」も注目を集めています。北海道産の男爵いもの粉末を練り込み、ザクザクとした食感を強調したこのシリーズは、トリュフチーズ味など、これまでのスイーツの枠を超えた新しい味の体験を提案しています。「物価高騰が続く中でも、誰もが手に取りやすい価格で、確かな満足を届けたい」。この想いのもと、社長や若手スタッフが意見を出し合い、時代の流行やバイヤーからのフィードバックを即座に商品改良へと活かしています。

函館から、世界の喜びのシーンへ
2023年から本格始動した海外展開では、すでに香港やオーストラリア、アメリカなど、世界各地のバイヤーと対話を重ねています。函館という観光地で磨かれた「お客様に喜んでいただくための直感」は、国境を越えても通用する共通言語です。
「国内の人口が減少していく中で、世界中の人々に北海道のお菓子を知ってもらいたい。展示会で私たちの商品を食べた人が『美味しい』と笑顔になる。その瞬間のサプライズが、次の一歩を支えています」。
函館の海風と、北海道の大地が育んだ恵み、そしてスタッフたちの温かな創意工夫。アイケーフーズが届ける一袋のシューラスクは、今日も誰かの日常に小さな幸福を届けています。
